本の内容が理解できない原因と今すぐ解決する4つのコツ

本の内容が理解できなくて読書がツライ……

まずは、読書に対する思い込みをなくすといいですよ

  • 本の内容はすべて理解しないといけない
  • 1ページ目から順を追って理解しないといけない
  • 買ったからには全部読まないともったいない

と思っていませんか?

これらの思い込みをなくすだけでも本の内容が理解しやすくなります。

この記事の読書メモ
  • 読書に対する思い込みをなくす
  • 本の内容が理解できない原因
  • 本の内容を理解するコツ
目次

本の内容が理解できない原因

本の内容が理解できない原因として、

ということが考えられます。

1回ですべてを理解しようとしている

本の内容を1回で理解するのは、至難のワザです

本は、何回か読んではじめて理解できるものと考えてください。

例外的に1回で理解できるのは、

  • 自分の学んできた専門分野
  • 同じ分野の本をすでにたくさん読んでいる

場合だけです。

頑張って1回で理解しようとすると、途中で読むのを諦めてしまったり、時間をかけて読んだのにまったく理解できなかったと絶望することになります。

目的を持って読書をしていない

読書に目的があると内容が頭に入りやすいです

本を読む前に、読書で何を得たいのか目的を決めてください。

目的を持って読書をすることで、

  • 必要なところはじっくり
  • 不要なところはサラッと

メリハリをつけて読むことができます。

読書にメリハリをつけると、集中力が増し本の内容が理解しやすくあります。

難しすぎる本を読んでいる

前提知識がないと理解できない本もあります

とくに学術書や専門書は、前提知識がないと理解できないものも多いです。

読んでいて少しでも難しいと感じたら、いったん読むのをやめましょう。

簡単な本を読んでから再度読むと、理解しやすくなります。

本の内容を理解するコツ

マンガでわかる系や入門書から読み始める

超簡単な本から読んでます

難しすぎて理解できない場合は、今すぐ読むのをやめて簡単な本を先に読んでください。

簡単な本を読んで基礎や前提知識を学んでから、もう一度読むとすんなりと理解できます。

とくにオススメなのがマンガでわかる系の本。

有名なビジネス書や実用書の場合、マンガで解説されているものも多いです。

学術書や専門書の場合、図解が多い入門書がオススメ。

学生時代に法律を勉強していたのですが、法律の専門書を読んでもまったく理解できませんでした。

司法試験予備校が出してる図解が多い入門書を読んでから専門書を読むと理解が進みました。

そんな経験から、今でも新しい分野の本を読むときは、超簡単な本から読むようにしています。

理解できなくても読み進める

はじめから順番に理解する必要はありません

理解できないところがあっても立ち止まらず読み進めてください。

初めの方に書いてあることを理解するのに、最後に方に書いてある知識が必要な場合もあります。

読み進めていると、点と点がつながって理解できる瞬間が訪れます。

本は複数回読むものだと考える

同じ本を最低3回読むようにしています

はじめから複数回読むと考えていると、気楽に読めます。複数回読むと記憶に残りやすいというメリットもあります。

複数回読むといっても、毎回熟読する必要はありません。

ポイントは、本を読む目的を決めてメリハリをつけて読むことです。

  • どんな情報を得たいのか
  • どんなスキルを得たいのか
  • どんな知識を学びたいのか

を本を読む前に決めてください。

僕が普段実践している「つまみ読み」を簡単に紹介します。

STEP
1回目、本の全体像の把握

本の表紙や帯の推薦文、はじめにやあとがき、目次、章や節の導入部分や結論部分を読んで本のおおまかな内容を把握します。

Amazonや楽天ブックスのレビューを見ると本の内容がわかることもあります。ただ、レビュアーの主観が含まれていて、著者の意図とズレている場合も多いので注意してください。

本の要約サイトで全体像を把握するという方法もあります。著者や出版社が要約をチェックしていると、著者の意図とのズレもなく正確な内容を知ることができます。

STEP
2回目、全体をサラッと通読

本の全体像がわかったら、サラッと通読します。

熟読する必要はなく、流し読みでOKです。

わからなくても止まらずに読み続けることが重要です。

STEP
3回目以降、目的に合った部分を熟読

読書前に決めた目的に合うところを熟読します。

つまみ読みについては、以下の記事でも紹介しています。

人に教えることを前提に読む

人に教えると理解度もあがります

勉強でも人に教えるとより深く理解できますが、読書も同じです。

誰かに教えるためには、学んだことを自分の言葉にする必要があります。

この自分の言葉にする過程が深い理解につながっています。また、誰かに話すことで思考が整理され、より深い理解になります。

可能であれば、本で学んだことを家族や友人に話してみてください。

実際に人に教える機会がないときは、SNSやブログなどを活用するといいですよ。

ただ、ネタバレとかで訴えられるケースもあるので著作権には注意してくださいね。

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