- すぐに飽きる
- 別のことを考えてしまう
- 文字を追うだけになってしまう
読みたいのに集中できないとつらいですよね……
読書が苦手だと感じている男性100人にアンケートを実施しました。その結果、全体の約70%が集中できないから読書が苦手と回答しました。
読書が苦手な人だけではなく、得意な人でも集中できないときもありますよね。
本記事では、集中して読書をするためのコツを紹介しています。
読書に集中できない原因
- 疲れているときに読書している
- 他にやらないといけないことがある
- 心配ごとがある
- 集中できない場所で読書している
- 読書を妨げるものが近くにある
- 目的を持たず読書している
- 難しい本を読もうとしている
- 本の内容を全部理解しようとしている
など、読書に集中できない原因はさまざま。
集中して読書するには、集中できない原因を見つけるのが近道です。
たとえば、
- 疲れてるなら、休んでから読書する
- やるべきことが終わってから読書する
- 心配ごとを解消してから読書する
など、集中できない原因がわかれば、対処法は見つかります。
多くの場合は、集中できない原因をなくせば、読書に集中できます。
原因に対処しても、集中できないこともあるよ……
原因をなくすのと一緒にできる読書に集中するコツを紹介します
集中して読書するコツ
- 読書中こまめに休憩する
- 集中力が高まる飲みもを飲む
- スキマ時間に読書する
- 読書する場所を変える
- 適切な姿勢で本を読む
- 集中を妨げるものは電源をオフにする
- 読書の目的をはっきりさせる
- 短い本や簡単な本を読む
- 1回で理解しようとしない
- 集中しないでできる「聴く読書」をする
読書に集中できない原因をなくすのと同時にできる集中して読書する8つのコツを紹介しています。
読書中こまめに休憩する
そもそも、人は長時間集中することはできません。
無理に集中しようとするのではなく、こまめに休憩を入れてください。
休憩のタイミングは、ポモドーロ・テクニックを参考にするのがオススメです。効率的に仕事をこなす時間管理術として有名ですが、読書でも使うことができます。
本来のポモドーロ・テクニックは、25分間の仕事と5分間の休憩で1セット。これを4セット行い、30分程度の休憩をするというものです。
もちろん読書でも、25分読書と5分休憩を4回くり返してもいいですが、かなり疲れます。くり返しは気にせず、「25分読んだら5分休憩する」ということだけ意識してください。
25分も集中できないんだけど……
集中が続く時間でOK!こまめな休憩が大事
25分も集中できないという場合は、5分でも10分でも15分でも大丈夫。大事なのは、こまめに休憩することです。
集中力が高まる飲みもを飲む
コーヒーは、その含有するカフェインにより集中力を高める効果があります。集中して読書をする際には、コーヒーがおすすめです。また、お茶もリラックス効果や集中力を高める効果があります。特に、緑茶に含まれるカフェインとアミノ酸のL-テアニンは、リラックス効果と集中力向上をもたらします。
さらに、ココアに含まれるフラバノールは、脳の血流を改善し、集中力を高める効果があります。そして、水分補給は、脳の機能を正常に保つために重要です。ミネラルウォーターは、必要なミネラルを補給しながら水分補給ができます。
スキマ時間に読書する
スキマ時間に読書をするのもオススメです。
長時間の集中ができないなら、短い時間のスキマ時間に読書をしようという発想です。
スキマ時間だけじゃあまり読書時間を作れないんじゃ……?
スキマ時間だけでも月10時間くらいなら読書時間を確保できます!
スキマ時間に使ってしまいがちなスマホ。1日にどれくらい使ってるか調べたことありますか?
調べると、かなりの時間スマホに費やしているのがわかります。
- 通勤電車の中
- 仕事のちょっとした合間
- 起きた直後や就寝前
など、全部がスキマ時間とは言いませんが、多くの時間はスキマ時間です。
その時間の一部だけでも読書時間にしてみてください。
1日20分だけ読書時間にすると、月に10時間ほど読書時間を確保できます。
読書する場所を変える
- カフェ・ファミレス
- 電車・車の中
- 公園
- 自宅
- 図書館・自習室
- お風呂
- トイレ
など、集中できる場所は人それぞれ。
いろいろな場所で読書して、集中しやすい場所を探してください。意外な場所で集中できたりしますよ。
僕は、パチンコ屋の休憩室で読書することが多いです
いや、うるさくない?
うるさいんじゃないかと思うかもしれませんが、耳栓をすると良い感じのざわざわ感になるんですよね。ちょっと雑音があったほうが集中できる人には、かなりオススメ。
しかも、快適なソファでくつろげますし、無料のロッカーにスマホを預ければ、スマホに気を取られることもなくなります。
適切な姿勢で本を読む
長時間の読書は肩こりなどの疲労に繋がる可能性があるため、適切な姿勢は非常に重要です。背筋を伸ばし、頭をまっすぐに保つことで、血流が良くなり、疲れにくい体を維持することができます。
また、読書はただ文字を追うだけではなく、その語の本当の意味を理解することが重要です。そのためには、心地よい姿勢でリラックスしながら、深く文章に没頭することが必要となります。
集中を妨げるものは電源をオフにする
- スマホ
- パソコン
- テレビ
- ゲーム
など、読書の妨げになるものは電源をオフにして視界に入らない場所においてください。
ポモドーロ・テクニックでスマホのタイマーを使う場合は、通知が来ないように機内モードにしてください。
読書の目的をはっきりさせる
読書前に読む目的決めてますか?
そういや、あんまり考えてないかも
ビジネス書や専門書は、読む前の準備が大切です。読もうとしている本から何を学ぶのか目的をはっきり決めてください。
目的が決まっていないと飽きやすく集中できない原因になります。
目的を決めて必要な部分はじっくり、他の部分をサラッとメリハリをつけて「つまみ読み」すると集中力が持続しますよ。
「つまみ読み」については、以下の関連記事を参考にしてください。
短い本や簡単な本を読む
読書に苦手意識があると、分厚い本を手にしただけで気が滅入って集中できないことってありませんか?
- 小説なら、短編
- ビジネス書なら、マンガで分かる系
- 専門書なら、図解が多い入門書
など、短い本や簡単な本から読みはじめてください。
本のレベルと自分の知識レベルが合っていないと集中が途切れてしまいます。
自分のレベルに合っていない難しい本は、いったん読むのをやめちゃいましょう。
途中でやめるのは抵抗がある……
無理して読んでも身につかないよ!基礎知識をつけてから再挑戦しよう
先に入門書や簡単な本で知識をつけると理解しやすく、集中して読むことができます。
1回で理解しようとしない
理解するのって頭使うからすぐに疲れて集中できなくなる
複数回読むことを前提にして、気楽に読むといいですよ
1回読んだだけで本の内容すべてを理解するのは難しいです。というか、無理です。頑張って理解しようとすると脳が疲れて、集中できなくなります。
解決方法はシンプルで、1冊の本を何回も読むだけです。本を複数回読むことで、1回目に理解できなかった部分も、だんだんと理解できるようになります。
すべて熟読する必要はありません。「つまみ読み」でメリハリを付けて読んでいきましょう。
できれば1回で理解したい
本を読む前に内容を知っておくと理解しやすいです
1回で理解したいなら、レビューや書評、要約を先に読むといいです。
レビューや書評、要約で本の内容をあらかじめ知っておくと、理解の手助けになります。ただし、レビューや書評、要約は、著者の主張とズレていることもあるので注意してください。
要約は
集中しないでできる「聴く読書」をする
疲れてて集中できないけど読書したい!
聴く読書なら集中は不要です
ビジネス書や専門書には不向きですが、「聴く読書」なら集中は不要です。
オーディオブックや電子書籍とスマホの読み上げ機能を使うことで、「聴く読書」をすることができます。
小説やラノベなら聴くだけなので集中する必要はありません。テレビでドラマやアニメを見るのと同じ感覚で読書ができます。
まとめ
集中できない原因は、さまざま。
集中できない原因を見つけ、それに対処すると集中して読書することができます。
それでも集中できないときは、
- 読書中こまめに休憩する
- 集中力が高まる飲みもを飲む
- スキマ時間に読書する
- 読書する場所を変える
- 適切な姿勢で本を読む
- 集中を妨げるものは電源をオフにする
- 読書の目的をはっきりさせる
- 短い本や簡単な本を読む
- 1回で理解しようとしない
- 集中しないでできる「聴く読書」をする
といった読書に集中するコツを試してみてください。
コメント