20~30代男性100人に聞いた読書が苦手だと感じている原因・理由ランキング
読書が苦手だと感じる原因・理由について、20~30代の男性100人にアンケートを実施しました。
読書が苦手と感じる原因・理由はなんですか?(複数選択可)
- 本の内容が理解できない
- 本を読むのが遅い
- 文字や漢字を読むのが苦手
- 集中が続かない
- 本を読んでも楽しくない
- その他
アンケートの結果は、以下のようになりました。
本を読むとき集中が続かないから読書が苦手だと感じる
苦手だと感じる他の原因・理由を考えることが、近道!
集中が続かない原因は、
- 本を読むのに適さない場所で読書している
- 悩み事や心配事がある
- 疲れているときに読もうとしている
- 集中を妨げるものが近くにある
- 目的を持って読書していない
など、様々ですが、アンケートの結果、興味深いことがわかりました。
集中が続かないから苦手と回答した70人の約半数34人が他の原因・理由も挙げていたのです。
ということは、苦手だと感じる他の原因・理由を解決することで、集中して読書できる可能性があります。
集中が続かないから読書が苦手と感じている場合は、他に原因・理由がないか一度考えてみてください。
- 本を読むのが遅いと感じている
- 本の内容が理解できない
- そもそも活字が苦手
- 本を読んでも楽しくない
など、まずは他の原因・理由から解決していきましょう。
集中が続かない以外に苦手だと感じる原因や理由が見つからない場合には、
- 読書する場所を変える
- 読書する目的を決める
- スキマ時間で読書する
など、集中して本を読むコツを以下の記事で紹介しているので、参考にしてください。
本を読むのが遅いから読書が苦手だと感じる
読む速さは気にしなくてOK。読書に対する偏見を捨てる!
読書に対する認識を変えることで、すぐに苦手を克服できます。
- 本は速く読めるほうがいい
- 本はたくさん読んだほうがいい
- 本は最後まで読まないといけない
これらが正しい読書だと思っていませんか?
まずは、この偏見を捨ててください。
読書では、読んだ本から何を学べたかが一番大事です。
たとえ1冊読むのに1ヶ月かかったとしても、本から学びあなた自身が成長できればそれでいいのです。
同僚との会話やSNSで月に何十冊読んだとかの話が気になる…
読書量や速度は人と比べるものではありませんが、やっぱり気になっちゃうのが人間です。
そんなときは、「つまみ読み」を試してみてください。
「つまみ読み」を簡単に説明すると、重要な部分・学びたい部分だけをしっかり読み込み、その他の部分は流し読みすることで、1冊の本を速く読む方法です。
ただ、つまみ読みには少し慣れが必要。
慣れるまではレビューや書評や要約を先に読むなどの工夫をすると、本の内容をつかみやすいですよ。
本を速く読む「つまみ読み」具体的なコツは以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
本の内容が理解できないから読書が苦手だと感じる
本は1回読んだだけでは理解できません!
- 1ページ目から順番に読まなければいけない
- 理解する前に次のページに進んではいけない
と思っていませんか?
私は、この思い込みが原因で読書が苦手だと感じていました。
この思い込みを変えることで、理解できないという苦手意識を克服できます。
誰しも1回読んだだけで本の内容を理解するのは不可能です。
1回で理解できるのは、自分の専門分野や同じ分野の本をたくさん読んでいる場合だけ。
本の初めの方に出てくる概念を理解するのに、最後に出てくる概念の理解が必要な場合もたくさんあります。
だから1回で理解しようとする必要はありません。
理解できないところがあっても読み進めることが大事です。
その他、本の内容を理解する具体的なコツは以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
文字や漢字を読むのが苦手だから読書も苦手だと感じる
電子書籍を試してみてください!
文字や漢字を読むのが苦手というのは思い込みかもしれません。
特に学生時代に勉強が苦手だった場合は、思い込みの可能性が高いです。
紙媒体の教科書で嫌な思いをしているから、同じ紙媒体の本にも苦手意識を感じている場合が多いです。
今はスマホやパソコンでニュースを読んだり、情報収集したりしてますよね。
現にこの記事をここまで読んでいただけてるのであれば大丈夫。問題なく読めています。
読書は紙媒体じゃなくてもいいんです。
スマホやパソコンでネット記事が読めるなら、電子書籍もスムーズに読むことができますよ。
本を読んでいても楽しくないから読書が苦手だと感じる
「楽しい」と思い込めば脳は簡単に騙されます!
- 難しい本ばかり選んでいる
- 子供時代に読書を強制された
- 目的を持って読書をしていない
など、本を読んでも楽しくないと感じる原因は様々あります。
原因に合わせた解決方法を試すのも良いですが、今すぐできる簡単な方法から試してみませんか?
自分の脳を騙す。
たったこれだけで、本を読むのが楽しいと感じ苦手意識がなくなります。
ポーツマス大学のリチャード・テルウェル氏は実験で、スポーツ選手に「練習が好き・面白い」とセルフトークしてもらった。その結果、練習時間を長くすることができたとしています。
参考:内藤誼人「世界最先端の研究が教える新事実 心理学BEST100」総合法令出版
読書も同じで、読書が楽しい・好き・面白いと思い込むだけです。
これまで、読書が苦手だと感じる原因・理由として、
- 本は速く読めるほうがいい
- 本はたくさん読んだほうがいい
- 本は最後まで読まないといけない
- 1ページ目から順番に読まなければいけない
- 理解する前に次のページに進んではいけない
- 文字や漢字を読むのが苦手
という、思い込みを挙げてきました。
そう、苦手の原因・理由の多くは、思い込みなのです。
思い込みで生じた偏見で読書が苦手になるのであれば、逆に思い込みによって読書が楽しくもなります。
嘘でもいいので、「読書は楽しい」と思い込んで読書をしてみてください。
すぐには「読書は楽しい」と実感できないかと思います。
ですが、日を追うごとにだんだんと本当に「読書は楽しい」と思えるようになりますよ。
まとめ
読書が苦手だと感じている20~30代男性にアンケートをした結果、
- ワースト1位:集中力が続かない
- ワースト2位:読むのが遅い
- ワースト3位:内容が理解できない
- ワースト4位:文字や漢字を読むのが苦手
- ワースト5位:読んでいても楽しくない
という結果になりました。
そして、これらの苦手原因の克服には、
- 本は速く読めるほうがいい
- 本はたくさん読んだほうがいい
- 本は最後まで読まないといけない
- 1ページ目から順番に読まなくてはいけない
- 理解する前に次のページに進んではいけない
- 文字や漢字を読むのが苦手
などの、読書に対する固定観念を捨てることが有効です。
もっと気楽に、
- 本を読むのは遅くてもいい
- 本はたくさん読まなくてもいい
- つまらないと感じたら途中でも読むのをやめていい
- 本はどこから読んでもいい
- 理解できなくても読み進める、どうせ1回読んだだけでは理解できない
と思い込んでみてください。
このように思い込むだけでも、読書に対する苦手意識が薄れますよ。
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